ファッションミュージアム・バース / Fashion Museum

June 01, 2017

バースにあるファッションミュージアム。



その名の通り、ファッションに特化した美術館です。



イギリスの16世紀のドレスからラフシモンズがデザインした2014年のディオールのドレスまで幅広いヨーロッパの洋服の歴史が学べる場所となっています。





ケンウッドハウスで見た絵画に描かれていた貴族の女性が着用していたものとほぼ同じドレスが展示されていました。
展示室内の写真の一番左の全体的に植物の刺繍がしてあるジャケット。
正面部分には色あせてピンク色になってしまったようなリボンが6つ付いていました。
それを見た時には非常にテンションが上がりました。



ジェーンオースティンの時代に着ていたウエストが高い位置にある服。
まるで「傲慢と偏見」の物語を目の前で見ているかのよう。



美術館内ではレースの歴史に焦点を当てた企画展を現在開催中。



貴族しか手にすることの無かった、富と名誉の象徴でもあるレース。
エリザベス一世など地位のある人々が身につけているのを昔の絵画でよく見かけることがあります。

しかしイギリスから始まった産業革命によって、レースがハンドメイドではなく機械で作られるようになり大量生産が可能に。
徐々に値段も安くなってくると庶民でも手が届くものとなったことが分かりました。

西洋のファッションの歴史に触れられる興味深い内容の展示でした。



住所: Assembly Rooms, Bennett St, Bath BA1 2QH, United Kingdom

https://www.fashionmuseum.co.uk/

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