自然とアートが調和する「原美術館ARC」|群馬・伊香保で訪れたい美術館
September 09, 2026群馬県・伊香保エリアにある『原美術館ARC』。
山々に囲まれた広大な敷地に、現代アートと自然がゆったりと広がる美術館。
館内だけでなく屋外にも作品が点在していて、緑の中を歩きながらアートを楽しめるのが、この美術館の魅力のひとつ。
アンディ・ウォーホルの《キャンベルズ・トマトスープ》や草間彌生の《ミラールーム》、李禹煥の《関係項》など、印象に残る作品も多く、作品そのものはもちろん、建築や周囲の自然まで含めてひとつの空間として楽しめます。
そして、私が特に好きだったのが、作品を見て回る合間に広い芝生でのんびり過ごせること。芝生に寝転がって雲を眺めたり、何もせずゆっくりしたり。美術館でありながら、自然の中で過ごす時間そのものも楽しめる場所でした。
今回は、そんな原美術館ARCで印象に残った作品や、実際に訪れて感じた魅力をご紹介します。
原美術館ARCとは
原美術館ARCは、群馬県渋川市の伊香保エリアにある現代美術館。
山々に囲まれた自然豊かな場所に位置し、館内の展示だけでなく広々とした屋外空間にもさまざまな作品が展示されています。
美術館というと展示室の中を順番に見て回るイメージがありますが、原美術館ARCは少し違う印象。
建物を出て緑の中を歩きながら作品を探したり、芝生でひと休みしたり。作品と自然、建築がゆるやかにつながっていて、訪れる人それぞれのペースで楽しめるのが魅力です。
伊香保温泉からもアクセスしやすいので、温泉街とあわせて訪れるのにもおすすめ。
まず目に入るのは、ウォーホルの《キャンベルズ・トマトスープ》
敷地に入ってまず目を引いたのが、アンディ・ウォーホルの《キャンベルズ・トマトスープ》。
緑の芝生と山々を背景に、鮮やかな赤と白の作品が佇む姿はとても印象的。
緑の芝生と山々を背景に、鮮やかな赤と白の作品が佇む姿はとても印象的。
ポップアートを代表するウォーホルの作品と、群馬の自然豊かな風景という一見すると対照的な組み合わせが、この場所では不思議なほどよく馴染んでいます。
建物の中に入る前から大きな作品に出会えるので、「ここからもう美術館が始まっているんだ」と感じられるような楽しさも。
写真を撮りながら、まずはこの作品の前でゆっくり立ち止まりたくなりました。
草間彌生の《ミラールーム》
館内で特に印象に残ったのが草間彌生の《ミラールーム》。
鏡によって空間が無限に広がって見える草間彌生らしい作品。
中を覗くと自分自身も作品の一部になったような感覚になり、外から眺めるのとはまた違った面白さがあります。
原美術館ARCを訪れたらぜひ実際に体験してほしい作品のひとつ。
光と虹を体感する《Sunspace for Shibukawa》
もうひとつ印象に残ったのが、オラファー・エリアソンの《Sunspace for Shibukawa》。
ドーム型の空間の中で、天空を横断する太陽の光と虹を体感できる作品。
自然の光を取り込んだ空間だからこそ、時間や天候によって見え方が変わるのも面白いところ。
ただ作品を眺めるのではなく、光の中に身を置いてその変化を体験するような感覚。
アートを楽しんだあとは、芝生でのんびり
原美術館ARCで個人的に好きだったのが、作品鑑賞だけで終わらないところ。
広々とした芝生が広がっていて、作品を見て回ったあとに芝生の上で休んだり、自然を眺めながらゆっくり過ごしたりできます。
この日は芝生に寝転がって、空を見上げながら雲を眺める時間も。
美術館に来ているのに、いつの間にか「何もしない時間」を楽しんでいるのがなんだか心地よくて。
山に囲まれた開放的な空間だからこそ、都会の美術館ではなかなか味わえないゆったりとした時間を過ごせました。
作品をたくさん見て回るだけではなく、自然の中で一度立ち止まって過ごす。
そんな楽しみ方ができるのも原美術館ARCならではだと思います。
原美術館ARCは、自然・建築・アートを一緒に楽しめる場所
原美術館ARCを訪れて感じたのは、作品だけを目的にするのではなく、建物や自然を含めた空間そのものを楽しめる美術館だということ。
屋外作品を探しながら緑の中を歩いたり、展示室で作品と向き合ったり、芝生で空を眺めたり。
それぞれの時間を自分のペースで楽しめるので、アートに詳しくなくても心地よく過ごせる場所だと思います。
伊香保温泉を訪れる際はもちろん、群馬で自然とアートを楽しみたい日に立ち寄ってみたい美術館です。







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