プラド美術館展・三菱一号館美術館 / Treasures from the Prado Museum
December 08, 2015日本に存在する美術館の中で比較的新しい三菱一号館美術館。
東京駅と有楽町駅の間に位置しています。
明治時代にイギリス人建築士ジョサイア・コンドルが建てたオフィスビル「三菱一号館」とほぼ同じ設計、同じ技術、同じ場所で再現した赤レンガのステキな建物です。
現在そこで行われている「プラド美術館展」に行ってきました。
プラド美術館はスペインの首都マドリッドにある世界三大美術館と言われるところ。
私も数回訪れたことがありますが、非常に有名な絵画しか記憶にありません。
ゴヤの「裸のマハ」、ボッシュ「快楽の園」、ベラスケス「ラス・メニーナス」。
三菱一号館美術館の「プラド美術館展」に展示されている絵画は、それらのものと比較すると知名度が低いです。
しかし非常に見応えのある作品が集まっています。
展示は14世紀の宗教画から始まり、年代を追うごとにスペイン宮廷の人々の肖像画、風景画などに移行していきます。
その中にはルーベンス、ブリューゲル、プッサン、ムリーリョ、グレコの作品も。
展示作品は小さめのものばかり。
だからこそ、画家の細かな描写が隅々まで行き渡っている様子が間近で見られます。
細かい部分を見ようとするあまり、神経を集中しすぎて疲れてしまいましたが…。
平日でも混雑しているようです。
特に午後3時前後は一番混んでいる時間帯。
ですので、午前中、もしくは午後4時以降が良いかもしれません。
ですので、午前中、もしくは午後4時以降が良いかもしれません。
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