ロイヤルパビリオン・ブライトン / Royal Pavilion
October 31, 2016ロンドンから足を伸ばしてブライトンへ。
10代の時に来て以来、久しぶりです。
ガトウィックエクスプレスを使えばロンドンヴィクトリア駅から1時間ほどで到着します。
各駅停車だと1時間30分ほど。
ブライトンに家を持ち、ロンドンの会社に通う人もいるそう。
ブライトンはイギリス南部の街で海に面しており、保養地として人気があります。
無くなってしまった有名アーティストのポートレートが描かれています。
エイミー・ワインハウス、イアン・カーティス、フランク・ザッパ、フレディー・マーキュリー。
アーティストに混ざってジョージ・ベストも!
バンクシー(Banksy)。
2004年にこの場所に突如登場したKissing Coppers。
Banksyの代表作とも言えるこの作品ですが2014年に約6000万円で売ってしまったそう。
現在はレプリカが残されています。
ブライトン駅から歩いて10分ほどのロイヤルパビリオン。
ブライトンの象徴的な建物です。
18世紀に当時皇太子だったジョージ4世が建築家ジョン・ナッシュに作らせたアジア感満載の建物です。
ジョン・ナッシュはロンドンのリージェントストリートも作っており、ジョージ4世お気に入りの建築家。
外観は玉ねぎが乗ったようなインドのタージマハルのような屋根。
柱の部分にはイスラムの伝統的なモスクに見られるようなアーチ。
そして内部は中国をテーマにした豪華な部屋が続きます。
中国では縁起が良く、皇帝の象徴ともされる龍がどの部屋にも飾られています。
しかしどうやらイギリス人が作る中国風の部屋なので、龍の形もどこか西洋風。
壁に描かれた中国人の顔立ちも西洋風。
それでも当時イギリスが憧れていた文明の発達したエキゾチックなアジアの国にこだわって、妥協することなく隅から隅まで再現しています。
当時のロイヤルファミリーがここで豪華絢爛な生活をしていたことを考えながら見て回ると夢が広がります。
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