志摩観光ホテル ゲストルーム / Shima Kanko Hotel
March 12, 2018冬も徐々に終わりに近づき、少しづつ春の訪れを感じる頃。
年度初めに向けていつも酷使している体を休ませ、ゆっくり時間を過ごせるところへ旅をしようと思い立ちました。
幾つかあった候補の中から選んだのは伊勢志摩。
伊勢神宮で日頃の感謝の気持ちを伝え、そして心も体もリラックスさせる旅です。
まず東京から名古屋まで新幹線で約1時間30分。
そして近鉄名古屋駅から観光特急しまかぜで賢島駅まで2時間ほどで行きました。
友人とワイワイしながら電車に乗ればあっという間に到着してしまいます。
広々とした窓と、飛行機のビジネスクラスのようなスペースのある本革を使用した座席のしまかぜ。
折りたたみ式のテーブルは天然木。
プレミアムな時間を過ごせる特急電車です。
この旅で滞在したのは賢島駅前にある志摩観光ホテル。
真珠の養殖で有名な英虞湾が見渡せる由緒あるホテルで、2016年の伊勢志摩サミットのメイン会場となった場所。
各国の首脳も宿泊されました。
開業は1951年。
戦後初のリゾートホテルとして英虞湾を望む高台に誕生。
伊勢神宮に参拝された皇室の方々がお泊りになるホテルでもあります。
モナコ王妃グレース・ケリーもいらっしゃり、小説「華麗なる一族」の作者・山崎豊子さんも定宿としていたそう。
「華麗なる一族」はこの志摩観光ホテルで執筆されたそうです。
志摩観光ホテルは伝統と歴史を誇る「ザ クラシック」、全館スイートルームの「ザ ベイスイート」の2棟に客室があります。
宿泊したのは「ザ クラシック」の「アンバサダースイート」。
部屋に入って下駄箱に靴を入れ、フカフカのスリッパに履き替えます。
すると正面に広がる英虞湾。
日々の喧騒を離れ、穏やかに羽を伸ばせる空間です。
バスルームからもまるで絵画のように英虞湾が眺められるという贅沢なお部屋。
時間帯によって表情を変化させる英虞湾を満喫できます。
私が泊まったお部屋は西向きだったので、柔らかな色合いの夕景を見ることが出来ました。
洗面台は2つ。
アメニティはミキモト化粧品。
化粧水、乳液、シートマスク、洗顔料のほか、パジャマなど何でも揃っており、手ぶらで行っても困らないくらい。
お部屋には木が多く使用され、モダンでスタイリッシュでありながら温かみのある印象。
美しい志摩の自然を眺めながら上質なひとときが過ごせました。
志摩観光ホテル公式HP
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