ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ・シンガポール / Gardens by the Bay

February 27, 2018



この数年の間にMarina Bay Sandsもシンガポールを代表するランドマークに。
その一部であるGardens by the BayへANA Travel & Life体験取材として入園してまいりました。

単なる巨大植物園だと思っていたのですが、決してそうではないようです。

環境配慮型植物園と言われているそうで、美しい地球を次世代に残すために園内で様々な試みが行われているとのこと。



例えばGardens by the Bayのシンボルでもあるスーパーツリー。
高さ25〜50mのこの人工巨木の上部には雨水を受け止める装置が備わっており、それを庭園に給水しています。



更にソーラーパネルが設置されており、夜の光のショーなどに必要な電力を供給しているそう。

スーパーツリーは訪れた人々を楽しませるだけではなく、植物園の維持の為に大切な役割を担っています。



スーパーツリーの幹に植わっていた鮮やかな色のラン。

園内には2つのガラスのドームがあります。




地中海やアフリカなどの乾燥した地域の植物が見られるフラワー・ドーム。
高温多湿のシンガポールとは打って変わり、涼しくさわやかな空間です。





オリーブの木、バオバブなども含め、世界中の珍しい木々や色彩豊かな花々をゆっくり散策しながら鑑賞出来ます。




もう1つのドーム クラウド・フォレスト。
マレーシアのキナバル山や南アフリカの高地の天候が再現され、先ほどのフラワー・ドームよりも湿った空気を感じます。
入って目の前に見える高さ35mの人工の山。



壁面に見られるのは、海抜2,000mにある高山植物。



その山からは滝が流れ落ち、ミスト噴射によって山の上に雲が出来るように趣向が凝らされています。



広大な敷地の園内には世界中から集められたアート作品も随所に展示されています。

イギリス人彫刻家による約10mの巨大な赤ちゃんの彫刻。
まるで空中に浮かんでいるかのような不思議な作品。


現在、Gardens by the Bayはベイ・サウス・ガーデンと呼ばれるエリアしかオープンしていません。
54ヘクタールのベイ・サウス・ガーデンの中にスーパーツリー、フラワー・ドーム、クラウド・フォレストがあります。
その他のエリアであるイースト・ベイ、ベイ・セントラルは今後完成予定で、合計101ヘクタール(東京ドーム21個分)もの超巨大植物園となるそう。

今でも十分広大な敷地を持った植物園で、全部回るのに数時間かかると言われています。
最新テクノロジーを駆使して美しい植物で彩られた完成した姿を見るのも楽しみです。

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