軽井沢の歴史 / History of Karuizawa

July 27, 2020

なぜ軽井沢は避暑地となったのか。
そんなブラタモリのような歴史を知るため軽井沢散策。

元々江戸と京都を結ぶ中山道の宿場町として栄えていた場所。
中山道の難所とも呼ばれたこの地域の碓氷峠には珍しい神社が。



長野県と群馬県の境目に立つ熊野神社。
日本三大熊野のひとつでもあります。



碓氷峠を通る人達はここで参拝し、旅の安全祈願をしたそう。



樹齢800年以上のシナノキ。
自然豊かな軽井沢のパワースポット。

一年の100日以上は霧という軽井沢。
この日も非常に幻想的な世界が広がっていました。

長野にはシナノキが多く生えており、それが「信濃」という名前になったという説もあるそうです。



明治時代に東京に住んでいたカナダ人宣教師のアレクサンダー・クロフト・ショーが療養のために避暑地として訪れたのが現在の軽井沢のはじまり。
彼は「軽井沢の父」とも呼ばれているそう。

そして、SNSの無い時代でも、強いつながりを持っていた他の外国人宣教師にも知れ渡るように。

西洋文化が早い段階で取り入れられ、パンやジャムと言った現在でも軽井沢の名産とも言えるものが作られました。

その後、日本の政界の要人や文筆家などが訪れることに。


中でも川端康成や志賀直哉などとも交流のあった室生犀星の住まいだった記念館は苔のむしたお庭が見事。
車が入れない小路に面しており、静か。
木の葉がサラサラと鳴る音や、土の湿った香り、苔の鮮やかな緑など五感で感じることができます。

幼いころから軽井沢には何度も来ているのに、初めての場所で新しいことを学びました。



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