4月に入り春の訪れを感じる近頃。
それでもやはり時々寒かったりし、体を温めたいと思うこともしばしば。

温泉へ行ってみようということで友人と話していた所、この秋から改修工事に入ってしまう歴史ある道後温泉本館を思いつきました。
道後温泉は日本で一番歴史のある温泉として知られ、その歴史は3000年だとか。




羽田空港から飛行機で松山空港まで1時間30分。
松山空港でレンタカーを借り、まずお昼ごはんを頂くために向かった「にきたつ庵」。
道後温泉の至るところで見かける「道後ビール」を製造しており、地酒「仁喜多津」も作っている蔵元直営の和食のお店です。

入り口には竹林。



店内にはお酒がずらりと並びます。




頂いたのは桶料理。
地元の山の幸、海の幸をふんだんに使った小鉢のお料理が桶の中に美しく盛られています。



ご飯はおかわり自由だそう。



そして道後温泉本館。
現在、この界隈では道後オンセナートというアートフェスティバルを開催中。



そのため道後温泉本館の2F・3Fの障子がカラフルな蜷川実花カラーに染まっています。

千と千尋の神隠しの油屋のモデルになったとも言われるこの建物。
道後温泉のなかでも一際存在感のある、明治に建てられた木造建築物です。

道後温泉本館には4種類の入浴コースがあります。



温泉に入るのみの「神の湯 階下」。
神の湯に入って2Fの休憩所でくつろぎ、せんべいとお茶のおもてなしをうける「神の湯 二階席」。
霊の湯に入って2Fの休憩所でくつろぎ、せんべいとお茶のおもてなし、そして又新殿という皇室専用の湯殿の見学が出来る「霊の湯 二階席」。
ゆっくりと休憩したいのであれば3Fの個室休憩所でくつろげ、又新殿も見学できる「霊の湯 三階個室」。



各コース料金が異なるので、どのように道後温泉本館で過ごしたいのかをじっくり考えてみてはいかがでしょうか。

また、ホテルによってお得に入れるチケットを販売しているところもあります。
私が滞在したお料理のおいしい「茶玻瑠」は道後温泉本館の隣。
そこでは「神の湯 階下」の410円が350円に。
「神の湯 二階席」の840円が700円で販売されていました。

道後には他にも温泉施設があるので、賢く入場券を購入していろいろな温泉に入ってみる楽しみもあります。



そしてちょっとお茶で立ち寄ったカフェ「道後の町屋」。
お土産屋さんにオススメしてもらった場所です。

道後温泉駅から約3分ほどに位置するカフェで、大正時代に建てられた建物を利用しているとか。



間口が狭く、奥に続く細長い造り。




一番奥の席からはお庭が見え、懐かしさを感じさせてくれる落ち着ける雰囲気。

こちらでは数種類の手作りケーキが頂けます。




にきたつ庵
住所: 愛媛県松山市道後喜多町3-18
公式HP


道後温泉本館
住所: 愛媛県松山市道後湯之町4-30
公式HP


道後の町屋
住所: 愛媛県松山市道後湯之町14-26
公式HP