ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界・丸の内 / Les Mondes de Chaumet

August 28, 2018

1780年に創業し、約240年もの長い歴史のあるフランスのジュエリーブランド ショーメ。

フランス皇帝ナポレオンと皇妃ジョセフィーヌ御用達でもあった由緒あるメゾンです。


そのショーメが18世紀から製作してきた、見る人を魅了させる繊細なティアラや芸術的な工芸品、デザイン画など約300点が展示されている東京駅そばの三菱一号館美術館へ行ってまいりました。


チケットのデザインにも使用されている、そよ風で揺れるような麦をモチーフとしたティアラにはキラキラ輝くダイヤモンド66カラットがみっちりとはめ込まれており、ウットリとさせられました。
麦は繁栄と多産の象徴でもあり、ナポレオン1世の第一帝政時代には人気のあったモチーフだったそう。



ティアラは社交場や公式行事であれば必ず付けて行かなければならないもので、それによって地位や権力、富を象徴するアクセサリーでした。
自然をやローマ神話などから採用したデザインには様々な意味合いがあるそうです。

マリー・アントワネットが所有していた日本の漆器コレクションも展示。
革命期に破壊されるはずであったマリー・アントワネットの所有物が未だに現存しているのはショーメ創業者マリ=エティエンヌ・ニトの尽力のおかげだとか。
漆器コレクションを高く評価していたそうです。

マリー・アントワネットの宝石商でもあった彼は当時の貴族たちから支持を集めており、現在でもメゾンはその高い基準と素晴らしい伝統を受け継いでいます。

9月17日(月)まで三菱一号館美術館にて開催。

公式HP





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