イタリアのブランド・ブルガリが世に生み出してきたジュエリーを展示している「アートオブブルガリ」が上野の東京国立博物館 表慶館で開催中です。

表慶館は明治後半に建てられた中央にある緑色のドームが美しい洋風建築です。

明治後半と聞くと、相当昔のように感じられますがブルガリの創業はそれより前の1884年。
130年も人々を魅了する宝飾品ブランドを存続させるのは並大抵のことではありません！


展示は創業当時のものから時代順に展開されていました。

アールデコ様式の幾何学的なデザイン。
花々をモチーフとした柔らかな曲線を描いたデザイン。

ダイヤモンド、サファイア、ルビー、エメラルドなどがネックレスやリングに隙間なく組み込まれていてキラキラ輝いていました。

存在感がケタ違い。


私がそれらを身に着けていたら、きっとジュエリーに主役を奪われてしまうことでしょう。

しかしハリウッド女優などはパーティーで重厚感のある宝飾品をサラリと身につけ、ジュエリーを味方につけて自分も輝くことが出来ています。

ハリウッド女優のオーラは半端ないと思わざるを得ません。

その中でもブルガリを愛した往年の大女優エリザベス・テイラー。

彼女が婚約者であった俳優リチャード・バートンからもらった大きなエメラルドのブローチや、サファイアのネックレスは必見です。

結婚式の際に実際に着用していた黄色の可愛らしいシフォンドレスも展示されています。

会期は2015年11月29日までです。



東京国立博物館
住所：東京都台東区上野公園13-9