ポール・スミス展 / HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH

August 16, 2016

この日を待ちわびていました。


2013年にロンドンのデザインミュージアムで開催されていたイギリスを代表するファッションデザイナー・ポールスミスの企画展がヨーロッパを巡回し、遂に東京にやって来たのです。





場所は上野の森美術館。
訪問した平日の昼間には美術館内に入場するのに外で10分ほど待つ必要がありました。
平日でも結構混雑しています。

まず入場するとピンク色のイヤホンを係員さんに手渡ししてくれます。
それをスマホに挿し、各展示品横に付いているQRコードを読み取って無料音声ガイドとして展示物の説明を聞くことが出来る仕組み。

画期的すぎ。


遊びのセンスを取り入れたオリジナリティ溢れる作品が生み出される彼のオフィスはとっても雑多。
世界中を旅して購入した小物などが部屋の至る所に置かれていて、それが作品のインスピレーションの糧となっているようです。



また、ポールスミスがコラボレーションした商品は数知れず。
食器、自転車、自動車、エビアン。



個人的に驚かされたのがHPソースのボトルをデザインしたこと。
HPソースはブラウンソースと呼ばれる分類のソースで、スパイスの効いたちょっと酸味のあるイギリスでは定番の茶色いソース。
フライドポテトに付けても良いし、サンドイッチの中の具にかけても美味しいです。

日本で例えるならば、ブルドックソースとイッセイミヤケがコラボしたという印象でしょうか。





いろいろな角度からポールスミスの頭の中や趣味を紹介してくれたカラフルで楽しい展覧会でした。

東京会場は8月23日まで。

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