イギリス英語 VS アメリカ英語 2 / British English VS American English 2

December 10, 2015

今回は野菜に関するイギリス英語とアメリカ英語の違いについてお話しします。


1) ナス



















みなさんナスはEggplantと習ったでしょうか?
これはアメリカ英語。
アメリカにナスが渡った際、白いナスが紹介されその姿からガチョウの卵のような形をした植物エッグプラントが生まれたそうです。
紫色では無いのですね。


ではイギリスでは?
Aubergineと言います。
起源はフランス語でそのまま英語としても使用されています。


2) ロケット





















宇宙に行くロケットではありません。
ルッコラとも言われている野菜です。
よくピザの上にも乗っていますよね。

イギリスではRocketと呼ばれており、フランス語のRoquetteが派生したもの。

アメリカではArugula。

もともとルッコラとしてイタリア移民とともに19世紀後半にアメリカへ渡ったようなのですが、いつの間にかArugulaと名前が変わったようです。


3) ズッキーニ





Zucchiniはイタリア語です。
しかしイタリア人移民が19世紀後半アメリカで新しい生活を始めるときにズッキーニもアメリカに到着し、その名前がそのまま使用されています。

一方イギリスではCourgette。
これまたフランス語から借用している言葉です。


4) コリアンダー




















日本でも使用されている名前Corianderはイギリスでも通用します。
これまたフランス語から。

一方アメリカはスペイン語で使われていたCilantroを使っています。
さらに葉っぱのみをCilantroと呼び、コリアンダーはスパイスとして使われる種のことを指します。




5) ビートルート(ビーツ)
























あまり日本ではお馴染みでは無いかもしれません。
イギリスではBeetroot。
アメリカでは単にBeets。
なぜならアメリカ人はイギリス人と比較して忙しくしており、ルートまで話す時間が無いからという説もあります。(嘘でしょうけど)



いかがでしょう。
同じ英語であっても違う単語の英語が使用されていて混乱してしまうのではないでしょうか。
私もイギリスにいるとき、軽く悩まされました。

またこのような英単語について書いていきたいと思います。





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